お仕事で忙しいから調理の手間を省きたいけど、味や内容にこだわりたい!
化学調味料などの添加物が入っていない、おいしいレトルトカレー教えて!
この記事では無添加で安心して食べられることやレトルト独特の風味が少なく本格的なレトルトカレーを厳選してご紹介します。
無添加のレトルトカレーを選ぶ前に知っておくべきポイントも解説。
この記事を読めば、よりからだにやさしいレトルトカレーの選び方を知ることができます。
無添加でからだにやさしいものを探している方や子どもにも安心して食べさせたい方におすすめです。
無添加レトルトカレーを選ぶときに知るべきポイント
無添加のレトルトカレーを選ぶならつぎの3つのポイントを把握しておくことで、より健康的な生活が送れます。
- 加圧加熱殺菌により失う栄養素がある
- 化学調味料不使用という表示に注意
- キャリーオーバー
それでは詳しく見ていきましょう。
加圧加熱殺菌により失った栄養素がある
そもそも「加圧加熱殺菌」とは、調理済の食品を入れた耐熱性に優れる専用の容器を、レトルト釜(加圧加熱釜)で100℃以上の高温で殺菌する方法のこと。
無菌状態にできるため、食中毒の恐れを未然に防げるほか、常温での販売が可能になります。
長期保存が可能になるというメリットもあります!
レトルト食品をストックしておけば、災害など緊急時に役立ちますよ!
この「加圧加熱殺菌」により、野菜に含まれるビタミンCやビタミンB群など、栄養素の一部が失われる場合が。
ビタミンA・D・Eに関しては加圧加熱殺菌でも壊れにくいですが、水に溶けやすいビタミンB1・B2・Cは壊れやすいとされています。
レトルト食品ばかりの生活をしていると免疫にかかわる大事な栄養素である、たんぱく質や亜鉛などが不足しやすいとも考えられているんです!
無添加で安心だからといって、レトルトカレーばかり食べていると栄養がかたよって、体調不良になりかねませんので気をつけましょう。
参考URL:https://yogajournal.jp/15811
化学調味料不使用という表示に注意
無添加レトルトカレーに限らず、「化学調味料(アミノ酸等)不使用」とアピールする食品に、実は化学調味料と同じアミノ酸系の化学物質が使われている場合があります。
つぎをご覧ください。
- たん白加水分解物
- 酵母エキスなどの〇〇エキス
これらは化学調味料と同じアミノ酸系の化学物質ですが、食品扱いのため使用しても「無添加」とアピールできてしまいます。
化学調味料と同じように強いうま味があるので、レトルトカレーにもよく多用されています。
「たん白加水分解物」や「酵母エキス」にはアレルギーや発がん性もある可能性が指摘されているのです。
ほとんどのレトルトカレーに含まれるものなので避けることは難しいですが、なるべく食べないようには心がけたいですね。
キャリーオーバー
原材料の加工の際に使用されるが、次にその原材料を用いて製造される食品には使用されず、その食品中には原材料から持ち越された添加物が効果を発揮することができる量より少ない量しか含まれていないもの。
食品添加物の表示について|厚生労働省
上記は『厚生労働省』のホームページに書かれた「キャリーオーバー」の定義。
正直何を言っているのかイマイチ分からないと思いますので1つ例をあげます。
醤油せんべいの原材料のメインは「お米」と「醤油」。
原材料の醤油に、保存料や着色料などの添加物が含まれていても、その添加物は少量だから完成品には影響がない。
よって原材料には「醤油」だけの記載で問題ないとするもの。
ギュッとまとめると、原材料として使った、「加工品(醤油など)」に添加物が含まれていても、その添加物の表示は不要というルールが「キャリーオーバー」です。
レトルトカレーの原材料表示を見ると、「トマトペースト」や「ウスターソース」などをよく見かけますが、それらに添加物が使われていたとしても原材料には表示されません。
私たち消費者は食品添加物が入っているかどうかを把握することができません。
ただここまで気にしだすと食べるものがほとんどなくなるので、「キャリーオーバー」のことは頭の片隅に一応入れておくぐらいの気持ちでよいでしょう。
無添加レトルトカレーおすすめ8選
にしきや「ガーリックシュリンプカレー」
原材料名 | 炒めたまねぎ(国内製造)、野菜(ヤングコーン、にんにく)、ゆでえび、トマトペースト、小麦粉、バター、チキン風味調味料、なたね油、ココナッツミルクパウダー、カレー粉、えびエキス調味料、食塩、砂糖、でん粉、香辛料、(一部に乳成分・小麦・えび・鶏肉を含む) |
内容量 | 180g |
メーカー | にしき食品 |
栄養成分表示 1袋あたり | エネルギー 160kcal/たんぱく質 6.1g/脂質 7.4g/炭水化物 17.3g/食塩相当量 2.5g |
現地の人からもB級グルメとして愛されているハワイの料理「ガーリックシュリンプ」をイメージした無添加のレトルトカレー。
食欲そそるにんにくの香り、玉ねぎの甘みを活かし、エビのうま味たっぷりのカレーに仕上がっています。
にしき食品のレトルトカレーは30種類以上と豊富なラインナップなので、お気に入りの味をぜひ見つけてみてください。
スパイシーさとまろやかさを兼ね備えた味わいで食べやすくおいしいです!
にんにくの匂いが気になるほど香りはそこまで強くないのでおすすめ!
秋川牧園「バターチキンカレー」
原材料名 | 鶏肉(国産)、炒めたまねぎ、トマトペースト、クリーム、発酵乳、小麦粉、カシューナッツペースト、砂糖、バター、香辛料、全粉乳、食塩、べにばな油、おろししょうが、カレー粉、シーズニングスパイス、(一部に乳成分・小麦・カシューナッツ・鶏肉を含む) |
内容量 | 180g |
メーカー | 秋川牧園 |
栄養成分表示 1袋あたり | エネルギー 223kcal/たんぱく質 8.8g/脂質 13.0g/炭水化物 17.7g/食塩相当量 2.3g |
有機野菜宅配で人気の『秋川牧園』のヨーグルトと鶏肉を使用した無添加レトルトカレー。
『秋川牧園』の鶏や乳牛は、以下の取り組みにより安全性がひじょうに高いことが特徴です。
- 非遺伝子組み換え(分別生産流通管理済)・ポストハーベストフリー(収穫後農薬不使用)の飼料を与える
- ストレスフリーな環境で育てる
- 抗生物質などの薬剤投与なし
無添加なだけでなく、原材料の質にもこだわりたい方におすすめです。
辛味はほとんどなく、まろやかな甘みがあるので食べやすくてめちゃうま!
バターチキンカレーならこれ一択!ぐらいお気に入りです!
関連記事
『秋川牧園』のバターチキンカレーは『ビオセボン』でも販売されています。
『ビオセボン』について気になった方はつぎの記事もご参考ください。
オーサワジャパン「オーサワのベジきのこカレー」
原材料名 | ローストオニオン、野菜(舞茸、ぶなしめじ、平茸)、植物油(菜種油)、トマトペースト、小麦粉、香辛料、おろし生姜、おろしにんにく、白菜エキス、酵母エキス、食塩、メープルシュガー、醤油 |
内容量 | 210g |
製造者 | オーサワジャパン |
栄養成分表示 1袋あたり | エネルギー 139kcal/たんぱく質 4.4g/脂質 7.1g/炭水化物 14.3g/食塩相当量 2.0g |
植物性素材のみを使用した、野菜のうま味たっぷりの無添加レトルトカレー。
3種の国産きのこや国産野菜、ミネラルを含む食塩「海の精」など、厳選された素材を使用しています。
動物性原料不使用だからヴィーガンの方にもおすすめです。
植物性素材のみだとどうかな?と思ったのですが、おいしくてビックリ!
かなりサラッとしていてスープカレーに近い感じです。
ヒカリ「有機キーマカレー」【有機原材料たくさん】
原材料名 | 野菜(有機たまねぎ(国産)、有機にんじん)、有機牛肉、有機ウスターソース(小麦・大豆・りんごを含む)、有機トマトペースト、有機トマトケチャップ、有機ばれいしょでんぷん、有機香辛料、有機砂糖、食塩、有機にんにくピューレー |
内容量 | 140g |
製造者 | 光食品 |
栄養成分表示 1袋あたり | エネルギー 97kcal/たんぱく質 4.3g/脂質 1.8g/炭水化物 15.8g/食塩相当量 2.2g |
有機飼料で育った有機牛肉と国産有機のたまねぎ、にんじん、にんにくを使用した、有機JAS認証取得の無添加レトルトカレー。
ほかにも原材料にこだわっており、
- 海外産の有機トマトペースト使用
- 光食品の有機ウスターソース・有機トマトケチャップ使用
- でんぷんは国産有機ばれいしょ(遺伝子組み換えでない)使用
- ミネラルを含む沖縄の天然塩「シママース」使用
など厳選されており、極めて安全性が高いといえます。
おいしさと安全性のどちらも兼ね備えた、究極のレトルトカレーです。
ピリ辛で味がめちゃうまなのに加えて5mm角に細かく刻まれた牛肉やにんじん、玉ねぎの食感も楽しいです!
辛いのが苦手な人は辛く感じるかもしれませんので注意を!
ムソー「国産野菜のカレー 甘口」
原材料名 | 野菜(たまねぎ、じゃがいも、にんじん、しょうが、にんにく)、小麦粉、フォンドボー(牛肉を含む)、ポークエキス、ポークオイル、フルーツチャツネ(バナナを含む)、紅花油、砂糖、ココナッツミルク、トマトペースト、カレー粉、食塩、にんじんペースト、香辛料、酵母エキス |
内容量 | 200g |
製造者 | ムソー |
栄養成分表示 1袋あたり | エネルギー 209kcal/たんぱく質 6.0g/脂質 10.0g/炭水化物 23.8g/食塩相当量 2.1g |
国産のたまねぎ、じゃがいも、にんじん、しょうが、にんにくを、国産の小麦粉と厳選スパイスでじっくり煮込んだ、からだにやさしい無添加レトルトカレー。
原材料のトマトペーストは有機認証のものになっています。
甘口のほか、よりスパイスの効いた辛口タイプもございます。
1cm角のじゃがいもとにんじんがゴロゴロ入っていておいしい!
辛さがほぼなくまろやかな味わいなので、お子さまにもおすすめです!
創健社「無添加ハヤシビーフ」
原材料名 | 野菜(たまねぎ(北海道)、にんにく)、牛肉、トマトピューレー、小麦粉、チキンブイヨン、炒めたまねぎ、マッシュルーム水煮、砂糖、べに花油、ワイン、しょうゆ、全粉乳、ポークエキス、食塩、レモン濃縮果汁、野菜エキス、麦芽エキス、酵母エキス、(一部に乳成分、小麦、牛肉、大豆、鶏肉、豚肉を含む) |
内容量 | 180g |
メーカー | 創健社 |
栄養成分表示 1袋あたり | エネルギー 167kcal/たんぱく質 11.3g/脂質 6.7g/炭水化物 15.5g/食塩相当量 1.5g |
有機トマト、北海道産たまねぎと国産小麦を使用した、本格的な洋食店のおいしさが手軽に味わえる無添加のハヤシビーフ。
有機べに花油を入れることで、野菜と赤ワインの風味を香り高く閉じ込めています。
ほんのり赤ワインが香る、ちょっぴり大人な味わい!
レトルトを感じさせない本格ハヤシライスが食べれます!
ごと「五島の鯛で出汁をとったなんにでもあうカレー」
原材料名 | 玉ねぎ(国産)、小麦粉、食用なたね油、トマトケチャップ、無糖練乳、香辛料、チャツネ、ブイヨン、しょうゆ、ウスターソース、鯛あら、昆布、酵母エキス、食塩、(一部に小麦・乳成分・大豆・バナナを含む) |
内容量 | 180g |
メーカー | ごと株式会社 |
栄養成分表示 1袋あたり | エネルギー 149kcal/たんぱく質 2.9g/脂質 8.1g/炭水化物 16.2g/食塩相当量 2.3g |
長崎・五島列島近海で自然に育った真鯛の出汁と8種のスパイスを効かせた、本格派の無添加レトルトカレー。
こだわりのレトルト加工技術により、できたての味を封じ込めレトルト感を最小限に抑えられています。
この商品は『成城石井』でも販売されていますよ。
鯛の出汁のおかげかちょっぴり和風な味わいのカレーです!
意外にもスパイシーでピリッとした辛さを楽しめますよ!
第3世界ショップ「カレーの壺 キーマカレー辛口」【完全無添加】
原材料名 | ココナッツミルク、ひよこ豆、ココナッツオイル、たまねぎ、香辛料、トマトペースト、醸造酢、食塩、粗糖、米 |
内容量 | 180g |
メーカー | プレス・オールターナティブ(第3世界ショップ) |
栄養成分表示 1袋あたり | エネルギー 198kcal/たんぱく質 4.5g/脂質 14.4g/炭水化物 14.0g(糖質10.9g 食物繊維3.1g)/食塩相当量 1.7g |
インド産の有機ひよこ豆を使用し、とろける玉ねぎと有機ココナッツを使ったココナッツミルクでスパイス感がありつつ辛さをおさえた、無添加レトルトカレー。
ラインナップはひよこ豆カレーのほか、つぎの3種類もあります。
- ポークカレー 中辛
- チキンカレー 辛口
- キーマカレー 辛口
化学調味料だけでなく、たん白加水分解物、酵母エキスなども不使用だから安心。
また、動物性原料不使用なのでベジタリアン、ヴィーガンの方にもおすすめです。
小麦も入ってないので、サラッとしたスープカレータイプです。
スパイスの辛さとココナッツのまろやかな甘みがマッチしていて、おいしいですよ!
おわりに
今回は無添加でおいしいレトルトカレーを厳選してご紹介しました。
無添加レトルトカレーはランチやディナーとして食べるのはもちろん、常温で長期保管できるので緊急時の非常食としてもピッタリ。
ぜひお気に入りのレトルトカレーを見つけてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございます!
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