愛猫がみるみる元気に！無添加キャットフードおすすめ5選【ドライ＆ウェット】

• 安全なものしか入ってないキャットフードって本当に食べてくれるの？
• 安全な原材料のみでできた無添加キャットフードを教えて！
• 愛猫が最近おなかがゆるくて下痢気味…
• 吐いちゃう頻度が多くて愛猫を楽にしてあげたい！

このようなお悩みや疑問がある方は意外と多いのではないでしょうか？

そこでこの記事では愛猫が健康的で元気になる「無添加キャットフード」を厳選して紹介しています。
また、無添加キャットフードを選ぶうえで大事なポイントも解説。

この記事を読めば愛猫の体調がだんだんよくなる「無添加キャットフード」が見つかるでしょう。

愛猫とともに健康的な生活を送りたい方はぜひ参考にしてください。

無添加キャットフードとは？

キャットフードにおける無添加は、人の食品同様、味をよくしたり保存性を高めたりする目的で使われる「化学合成添加物」が入っていないキャットフードを指します。

無添加のキャットフードを愛猫に食べさせてあげることで大好きな愛猫が病気で苦しまずに済むのです。

ただし無添加だから安全とも限らないため注意が必要。

人の食品でもいえることですが複数ある危険な化学合成添加物のうち、何か1つでも不使用なら「無添加」と表示できるのです。

つまり、合成香料は使っていないが酸化防止剤は使っている場合も「無添加」と表示されるから、必ずしも安全ではないのです。

キャットフードの原材料で避けたいもの5選

ここでは具体的にキャットフードを選ぶときに避けたほうがよい添加物や原料を解説します。

たくさんあって1度にすべては覚えられないと思いますので、この記事を「ブックマーク」か「スクショ」することをおすすめします。

それではどうぞ。

酸化防止剤

• エトキシキン
• BHA
• BHT

上記の酸化防止剤は保存性を高めるために使用される「化学合成添加物」です。

「エトキシキン」は除草剤ラウンドアップの販売で有名な「モンサント社（現バイエル社）」がゴムの固定剤として開発した化学物質。

「エトキシキン」の危険性を考慮して、日本では人の食品への使用が禁止されてるのに、一般的なキャットフードには入っているから危険な物質なのは明白。

「エトキシキン」をはじめとした上記の酸化防止剤は愛猫の健康をおびやかす危険な物質だから、必ず避けましょう。

参考：飼料添加物・農薬評価書｜食品安全委員会

合成着色料

• 黄色4号
• 黄色5号
• 赤色2号
• 赤色102号
• 青色1号

これらは人の食品にもよく使われる化学合成添加物。
色味をよくするために黄色や赤などの着色料が加えられることが多いです。

人でもアトピーなどの皮膚炎や発がん性のリスクがありますが、それはにゃんこも同様。

一般的なキャットフードには含まれている可能性が高いため、注意しましょう。

4Dミール

「人が食べられないレベルのお肉」の4つの頭文字をとって「4Dミール」と呼ばれています。

• DEAD（屠殺以外で死んだ動物の肉）
  ※屠殺とは食用が目的で殺すこと
• DISEASED（病気の動物の肉）
• DYING（死にかけの動物の肉）
• DISABLED（障害がある動物の肉）

上記のように病気や障害のある動物には治療のための「抗生物質」や「抗がん剤」など多くの薬剤が投与された可能性があります。

抗生物質などが残留したお肉を食べ続けると、「がん」や「アレルギー反応」を引き起こす可能性があり危険。

原材料表示に「肉類」「〇〇ミール」「肉副産物」などと記載がある場合、それらは「4Dミール」である可能性があります。

愛猫の健康を守るためには、人間が食べても安全なレベル「ヒューマングレード」と呼ばれる品質の原材料を選ぶことが大切です。

穀物（グレイン）

本来にゃんこは肉食の動物だから穀物をあまり食べなかった背景があります。

にゃんこにとって穀物（グレイン）は基本的に消化吸収が難しく、消化器官に負担がかかるのです。

穀物を消化しきれないことが原因で、お腹がゆるくなったり、吐きやすくなる場合もあります。
また、穀物アレルギーの子がいる場合も。

基本的には穀物の入っていない「グレインフリー」のキャットフードを選んであげましょう。

遺伝子組み換え作物

遺伝子組換えとは、作物などに対し他の生物から抽出した遺伝子をその作物に組み換え、新たな性質をもたせる技術のこと。

人でもいえますが、遺伝子組み換え作物はアレルギー反応を起こす可能性があります。

にゃんこが体を搔きむしる原因にもなりますし、発がん性の危険性もあるから極力避けたいところ。

遺伝子組み換えの可能性がある作物はつぎの通りです。

• とうもろこし
• 大豆　など…

無添加キャットフードのなかには遺伝子組み換え作物が含まれていないことを示す「GMOフリー」の表示があるかも確認しましょう。

👉遺伝子組み換えについてもっと詳しく

無添加キャットフードおすすめ5選の簡易比較表

忙しい方のためにパッと見て違いがわかる比較表をつくりました。

以下の表をご参考までにどうぞ。

	初回限定価格	食いつき	化学合成添加物	4Dミール	グレインフリー	遺伝子組み換え
【フランス産】 GRANDS	1,000円×1袋（500g）	1匹はガツガツ食べる！	一切なし	ヒューマングレード	グレインフリー	非遺伝子組み換え原料使用
【国産】 CAT STANCE	1,980円 鹿肉ドライ×1袋（100g）・その他3種	1匹はガツガツ食べる！	一切なし	ヒューマングレード	全粒大麦のみ使用	非遺伝子組み換え原料使用
【国産】 ねこひかり	2,178円×1袋（500g）	2匹ともガツガツ食べる！	一切なし	ヒューマングレード	パウダー状で腸に負担がかからない	非遺伝子組み換え原料使用
【イギリス産】 アランズナチュラル	4,573円×1袋（1.5kg）	2匹ともガツガツ食べる！	一切なし	ヒューマングレード	グレインフリー	非遺伝子組み換え原料使用
【イギリス産】 カナガン ウェット	5,346円×12缶（1缶75g）	1匹はガツガツ食べる！	一切なし	ヒューマングレード	グレインフリー	非遺伝子組み換え原料使用

無添加キャットフードおすすめ5選

【獣医師推奨】GRANDS（グランツ）

原材料

脱水チキン（30.00％）、フレッシュチキン（15.00％）、脱水サーモン（14.00％）、チキンファット（10.00％）、チキンプロテイン（2.00％）、サーモンオイル（0.80％）、さつまいも、じゃがいも、エンドウ豆、チコリ、マンナンオリゴ糖、ビール酵母、ユッカエキス、クランベリー、ブロッコリー、ブルーベリー、グルコサミン、コンドロイチン（サーモン由来）、ビタミン類（A、D3、E）、アミノ酸類（タウリン、L-カルニチン）、ミネラル類（銅、ヨウ素、鉄、マンガン、セレン、亜鉛）

基本情報

• 化学合成添加物いっさい不使用
• グレインフリー
• 遺伝子組み換え原料なし
• 4Dミールなし（ヒューマングレード）
• 粒のかたち：三角形
• 粒のサイズ：一辺8mmほど｜厚み3mmほど

「GRANDS（グランツ）」は欧米の厳しい基準をクリアした安心品質の無添加キャットフード。

「チキン＆サーモン」「チキン」「サーモン」の3種類から好きなものを選ぶことができます。

「グランツ」ならおなかに優しいから、下痢気味の愛猫にもおすすめです。

【鹿肉】CAT STANCE（キャットスタンス）

原材料

鹿肉（生）、鶏肉（生）、全粒大麦、魚粉、サツマイモ、玄米、ココナッツ果皮、菜種油、ひまわり油、ゴマ、ビール酵母、ホエイ蛋白、菊芋、海藻、脱脂粉乳、オリゴ糖、カルシウム粉末、Ｌ－リジン、ＤＬ－メチオニン、エンザミン、タウリン、乳酸菌群

基本情報

• 化学合成添加物いっさい不使用
• グレイン（穀物）適量使用
  カナダ産の全粒大麦のみ使用
• 原材料は「ヒューマングレード」
• 遺伝子組み換え原料なし
• 粒のかたち：筒形
• 粒のサイズ：長さ8～15mmほど｜厚さ4～5mm
  

キャットスタンスは野生の希少な鹿肉をメインに、鮮度の高い高品質な原材料でつくられた無添加キャットフードです。

野生の鹿肉は高たんぱく・低脂肪・低カロリーで、さらにビタミンやミネラル類も豊富だから愛猫が元気で健康的に。

また、あえて適量の穀物を使っているのもポイント。

穀物は食物繊維を含み腸内フローラを活性化させるメリットもあるから、適量の穀物は猫の長寿に欠かせない理由で使われています。

【国産100％】ねこひかり

原材料

鶏肉、玄米、かつお節、大麦、きな粉、菜種油、煮干し、わかめ、昆布、大根葉、ごぼう、にんじん、ハト麦、あわ、キャベツ、きび、玄そば、大豆、白菜、高菜、パセリ、青じそ、ビール酵母、発酵調味液、ミネラル類（カルシウム、鉄、銅、亜鉛）、ビタミン類（A、E、B2）

基本情報

• 化学合成添加物いっさい不使用
• グレインインだけど安心
  パウダー状で腸に負担がかからない
• 原材料は「ヒューマングレード」
• 遺伝子組み換え原料なし
• 粒のかたち：丸く平たい
• 粒のサイズ：直径8～9mm｜厚さ3～4mm

「ねこひかり」は国産原料にこだわった国内製造の無添加キャットフード。

お肉だけでなく野菜もいっぱい入ってるから、ビタミンやミネラルが豊富です。

アゴが弱くなった高齢猫を飼っている方や海外製ではなく国内製にこだわりたい方におすすめです。

【イギリス産】アランズナチュラル

原材料

チキン・ターキー70％（乾燥チキン35％、ターキー生肉30％、ターキー油脂3.5％、チキングレイビー1.5％）、ジャガイモ、野菜類、果実類、エンドウ豆、レンズ豆、ヒヨコ豆、ビーツ繊維、サーモンオイル

基本情報

• 化学合成添加物いっさい不使用
• グレインフリー
• 原材料は「ヒューマングレード」
• 遺伝子組み換え原料なし
• 粒のかたち：丸い
• 粒のサイズ：直径8mmほど、厚さ4〜5mmぐらい

7年の歳月をかけて開発されたイギリス産の無添加キャットフード。

イギリスは世界屈指の動物愛護国といわれていて、ペットフードは人の食事と同等にとらえられています。
そのため法規制も厳しく設定されているんです。

原材料はたったの10種類に厳選されていて、どの素材も高品質だから安心です。

信頼性の高いイギリス産の無添加キャットフードで愛猫とともに健康的な生活を送りましょう。

【水分たっぷり】カナガンキャットフード ウェット

原材料

チキン58%、チキン煮汁32%、サーモン5%、タピオカ、サンフラワーオイル、ミネラル類、タウリン、ビタミン類

基本情報

• 化学合成添加物いっさい不使用
• 遺伝子組み換え原料なし
• グレインフリー
• 原材料は「ヒューマングレード」
• 主食としてもOK

「アランズナチュラル」と同じメーカーさんがつくるウェットタイプの無添加キャットフード。

猫にとって消化吸収のよいタンパク質たっぷりだから猫の体にやさしいです。

しっとりやわらかいから、口の小さい子猫や噛む力が弱いシニア猫にもおすすめ。
また、カリカリの上にトッピングしてもいいでしょう。

まとめ

この記事ではとくに安全性の高い無添加キャットフードを厳選して紹介しました。

正直どれもおすすめではありますが、結局のところ愛猫が食べてくれないと意味がないですよね。

参考までに我が家の猫たちの食いつき具合トップ3をつぎにまとめました。

• アランズナチュラル
• ねこひかり
• CAT STANCE（キャットスタンス）

我が家ではずっと同じキャットフードだと飽きてしまうかなと思い、基本はアランズナチュラルを購入し、他の2つを単品でたまに購入するというルーティンで落ち着いてます。

愛猫には体にやさしい「無添加キャットフード」を選んであげて、健康的でしあわせな生活を送りましょう。

最後までご覧いただきありがとうございます！